
多数の自治体様から支持をいただいている『カイホウおまかせサポート』。
その特徴のひとつに「サポートの適正価格」が挙げられますが、それを可能にしているのは「流通の見直し」と「オーダーメイドのろ布の開発」です。
焼却炉に関するすべてのメンテナンスをプラントメーカーに一括して発注している場合、バグフィルターろ布交換工事は通常、以下の工程になります。

この流れだと、工事に複数の業者が介入してしまうため、ろ布そのもの価格やバグフィルターろ布交換工事の価格が不透明になりやすく、当然、価格が上がる可能性が高くなります。
『カイホウおまかせサポート』は、焼却施設のメンテナンス工事の中で、バグフィルターろ布交換工事に関するものを一括してお引き受けいたします。施工業者である私たちに直接発注していただくことで、作業担当でない業者が介入することがなくなり、工事単価が明確化され、適正な価格で工事が行なわれることになります。
バグフィルターろ布交換工事は、プラントメーカーや、他一般工事業者が請け負う場合も多いのですが、当サポートなら、バグフィルターろ布交換工事を主力工事として約10年間の実績を誇っており、高い技術力とノウハウ、アフターサービスで、安全で堅実、さらに適正なサポートを提供できます。



当サポートでは既存のろ布にとらわれず、各施設に最適な素材のろ布を選定し、適正な価格で提案いたしております。
交換するろ布の製造メーカーを指定してしまっているため、そのろ布を利用できる限られた業者のみでの入札となってしまい、結果的に価格の高値安定を招いてしまっているケースをよく見かけます。しかし、 同等の性能を持つ(特定メーカー以外の)ろ布を使用することで、コストダウンが可能となるのです。
当サポートでは、既存のろ布の素材と形状(長さ、径)と、簡単な施設特徴(炉内温度、使用状況)などから、ろ布のスペックを調査し、素材を吟味して、耐熱温度別・耐薬品別に取り揃えた様々な素材のろ布のなかから、施設の仕様にあったろ布を適正な価格でご提案させていただきます。尚、当社の選定調査の技術力は、約13年で170件以上の実績が立証しております。
| 耐熱温度 | 素材(主材料) | 耐アルカリ性 | 耐酸性 |
| 200〜249℃ | PTFE | ◎ | ◎ |
| ガラス(二重織を含む) | △ | △ | |
| 150〜199℃ | P84 | △ | ◯ |
| 耐熱ナイロン | △ | △ | |
| PPS | ◎ | ◎ | |
| 100〜149℃ | アクリル | △ | ◯ |
| ポリエステル | × | ◯ | |
| 50〜99℃ | ナイロン | ◎ | △ |
| ポリエステル | ◎ | ◎ |
| A社 | B社 | C社 | |
| 厚さ | 0.85±0.15 | 0.85±0.15 | 0.9±0.1 |
| 引張強さ(daN/50mm) タテ | 2300以上 | 2200以上 | 14000以上 |
| 引張強さ(daN/50mm) ヨコ | 1000以上 | 1700以上 | 1000以上 |
| 質量(g/m2) | 880±74 | 880±74 | 880±60 |
| 密度(25mm/本) | 48±2 | 48±2 | 48±2 |
| 通気度(cc/sec/cm2) | 11±6 | 10±4 | 12±7 |
上記のデータからもわかるように、現在使用しているろ布のスペックを充分に調査し、吟味することで、現在のものと同等の性能で、より安価なろ布をオーダーメイドで作成し、使用することが可能となります。ご使用のろ布に関して、何でもお気軽にご相談ください。
また、ろ布のみの販売もいたしております。お問い合わせください。
その他、サポートに関してよくいただくご質問等については「よくあるご質問」ページにまとめておりますので、ご覧ください。